こんにちは。
“海好き&旅好き”のおひとりさま独女です。
海では様々な“マリンアクティビティ”がありますが、その中でも代表的な『シュノーケリング』を楽しまれたことのある方も多いのではないでしょうか?
わたしはシュノーケリングが大好きで、天然の水族館に癒されたく、2〜3ヶ月の頻度で沖縄に旅して楽しんでいます。
シュノーケリングを安全に快適に楽しむために、初心者の方に必要な器材や私が愛用しているグッズをご紹介します。
シュノーケリングとは
そもそも、シュノーケリングってなに?
シュノーケル(空気を吸うための筒)とマスク(水中眼鏡)などを身につけて、水面をプカプカと游泳するマリンスポーツです。
シュノーケリングはライセンスは必要なく、自由に楽しめますが、場所によってはシュノーケリングを禁止していたり、遊泳自体を禁止していたり、潮の流れが早い場所などもあるので注意が必要です。事前にしっかりとその場所の情報を調べて安全に”リアル水族館”を楽しみましょう。
初めての方はダイビングショップが開催するツアーに参加するか、シュノーケリングする場所の土地・海を熟知している人に連れて行ってもらいましょう。
シュノーケリングに必要な道具
シュノーケリングは簡単にできるアクティビティなので、水着とビーチサンダルといった軽装スタイルで海に入られている方を見ますが、珊瑚や岩で肌を切ってしまったり、クラゲなどの危険生物がいたり、魚に噛まれたり、ギラギラの太陽の下で紫外線にさらされたり…と危険です。
シュノケーリングを安全に楽しむためには何が必要なのか、基本的な器材と安全性・快適性を高めるための関連グッズもあわせてご紹介します。
シュノーケルセット(マスク・シュノーケル・フィン)
まず、これがないとはじまりません。
- マスク(目と鼻を覆う水中眼鏡)
- シュノーケル(空気を吸うための筒)
- フィン
それぞれのアイテムにはどのような種類があるのでしょうか?
【マスクの種類】
- 一眼レンズ:1枚ガラスで仕切りがないので、広い視野を確保できます。
- 二眼レンズ:真ん中に仕切りがあり左右に分かれている。度付きに変更可能。
- フルフェイスマスク:シュノケールとマスクが一緒になっており、顔全体を覆うため口と鼻どちらでも息ができます。
【シュノーケルの種類】
- 蛇腹タイプ:パイプとマウスピースのつなぎ目が蛇腹になっており、口の位置に合わせてシュノーケルを調整しやすい形状。
- ストレートタイプ:排水弁や排水室のない、シンプルな筒状のシュノーケル。肺活量が必要なので上級者向け。
- ラップアラウンド型:パイプの部分が顔の形に沿ってカーブしており、水の抵抗を受けにくい形です。
【フィンのタイプ】
- フルフットタイプ:素足のままはくことができますがサイズの調整ができないので、フィンずれが心配な方はマリンソックスを併用しましょう。
- ストラップタイプ:ストラップを調節することで、足にフィットさせることができ、基本的にはマリンシューズやブーツ、マリンソックスをはいて着用します。初心者の方にオススメです。
【フィンの素材】
- ゴム:しなやかで弾力性があり、力のない方でもフィンの重さを利用して軽い力でラクに進むことができるので安定感があります。
- プラスチック:軽くて持ち運びやすいです。デザインやカラーバリエーションも多いので、初心者の方にオススメ。
種類が色々ある…。全くわからない〜!
初めての方は“どれを買っていいのかわからない”ですよね。
まず、初心者の方は、メーカーやブランドのセット品を購入するのがオススメです。
初めから道具にこだわりたい!と言う方は別ですが、ある程度シュノーケリングにも慣れて、回数を重ねてから、こだわりのグッズを購入されるのがいいかと思います。
私物のアイテムは愛着も湧いてきてシュノーケリングがより楽しくなりますし、レンタルすると毎回コストが掛かります…。しかも、誰が使ったものかがわからないので、衛生面での心配もなし。
よくシュノーケリングを楽しむ方は、自分専用のセットを用意しておくのがいいですよ。
選ぶ際は、サイズ表をよく確認し、自分の顔のサイズや足のサイズにぴったり合うものを選びましょう!
顔にフィットしていないマスクをつけると隙間から水が入ってきてしまったり、足のサイズよりも大きなフィンを選ぶと、足とフィンの間にすき間が発生し効率よく水をキックできず推進力が弱まってしまいます。反対にサイズが小さいと足を痛める可能性もあります。
実際に店舗に足を運んでお目当ての商品をチェックする機会があれば、フィット感を試してみてからご購入ください。
おすすめのシュノーケル3点セット
旅行に最適なコンパクトサイズ、お求めやすい価格帯の商品をご紹介します。販売先では商品レビューなども参考にしてお気に入りのセットを見つけてください。
❶ Hele i Waho(ヘレイワホ)
ハワイのインスピレーションから生まれる「Hele i Waho」の商品は、ダイビングやサーフィンに魅了された、インストラクターでもあるクリエイターが手掛けています。
初心者でも安心して長く使える機能性や安全性、デザイン、素材選びを追求していてHele i Waho独自の基準を設け、生産と品質の管理を行っています。
ワイドビューの一眼シリコンマスク+蛇腹タイプのシュノーケル+コンパクトフィンのセットにオリジナルのメッシュバッグ付き。カラーは5種でPOPなカラーコンビがオシャレです。
❷ REEF TOURER(リーフツアラー)
世界80ヵ国の国と地域で販売を行っているダイビングブランド『TUSA』の技術を応用し、素材・デザイン・機能など細部までこだわった器材を展開している国内トップシェアのシュノーケリング ブランド。私もこのブランドのグッズを何点か愛用しています。 ダブルシリコンスカートの一眼マスク+水が侵入しにくいハイパードライトップのシュノーケル+シリコンストラップのコンパクトフィンにオリジナルのメッシュバッグ付き。こちらの3点セットはAmzon限定販売です。
❸ AQA(エーキューエー)
「もっと手軽に、もっと安全に、マリンスポーツを多くの人に楽しんでもらいたい。」というブランドコンセプトの日本のシュノーケリング用品ブランド。国産でありながらも、リーズナブルな価格帯な上、高機能、高性能、高耐久性を実現。顔にフィットする一眼のダブルリップマスク+水が入りにくいドライトップアッパースノーケル+コンパクトフィンのセットです。
❹ U.S. DIVERS(ユーエスダイバーズ)
世界最大級のダイビング器材メーカーのシュノーケリングブランドがつくるシュノーケルセットは、二眼タイプのシリコーン製スカートのマスク+ドライトップタイプ のシュノーケル(先端部が水中に入ると同時にシャットアウトされ水が浸入しにくくなり、水面ではオープンになりスムーズな呼吸ができる機能)+ストラップタイプのフィンに専用のバッグ付きです。Coolなデザインがかっこいいです。
長年愛用していたフィンがボロボロになったこともあり、軽量でコンパクトなREEF TOURERのストラップフィンを購入しました。コンパクトなサイズなので持ち運びの際にかさばらないし、着脱もスムーズでおすすめ!
おすすめのシュノーケリング関連グッズ
シュノーケリングをする際、ダイビングショップやマリンショップが開催するツアーに参加するか、個人で遊泳可能なエリアで楽しむかになります。
個人で行う場合は、安全を保つために必ずライフジャケットやウエットスーツなどを着用して楽しみましょう。
ここからは、私が使用しているシュノーケリングアイテムをご紹介します。
ウエットスーツ・ラッシュガード・トレンカ
まず、フルスーツのウエットスーツ。夏以外にシュノーケリングを楽しみたく購入しました。フルスーツは体温の低下を防ぐのはもちろんですが、ケガ防止、日焼け防止、浮力体としての役割も果たしますのであればなお良しのアイテムです。夏場は荷物を減らしたいので、ラッシュガードにトレンカのスタイルで楽しんでいます。
ウェットスーツは結構お値段がしますが、私が購入した「ZEAK(ジーク)」はお手頃価格なんです!しかもお値段の割に機能性もよくしっかりしています。本当に購入して良かったです。
水着だけでシュノーケリングもできますが、珊瑚や岩で怪我したりすることあるので、ウエットスーツもしくはラッシュガードの着用をおすすめします。
ラッシュガードは自分の体のサイズにフィットしたものを選びましょう。ブカブカだと泳いでいる時にごわついて邪魔になってしまいます。
ウエアのタイプは、プルオーバー、ジッパータイプ、フードタイプなどありますが、お好みでいいかと思います。お袖は長袖のフィンガーホール付きが個人的にはおすすめです。シュノーケリング中の袖のずり上げを心配する事がないので。
ライフジャケット
ライフジャケットはシュノーケリングをする際には“マストアイテム”です。
毎年、シュノーケリング時の事故をニュースで見た方も多いのではないでしょうか。
シュノーケリング中には思いもよらないことが起こります。足がつってしまったり、気づいたら沖に流されていたり…
ライフジャケットを着用していたら、絶対安全ということはないですが、もしも…の時に命を落とす危険を回避でき生存率が高まりますので、万全の安全対策で楽しみましょう。
私が愛用しているのは、スリムタイプで持ち運びに便利なREEF TOURER(リーフツアラー)のシュノーケリングベストです。
▶︎ 着用サイズ
S:身長95~145cm/胸囲49~80cm
M:身長135~175cm/胸囲67~106cm
L:身長165~195cm/胸囲90~115cm
他にも、機能的で目立つカラーのシュノーケリングベストもあります。後頭部に ”取っ手”がついていて、浮力でベストが上側に引っ張られてしまうのを防ぐ「斜めがけ方式」の股かけ+ホイッスルがついたタイプもあります。
マリンシューズ
シュノーケリングは海に入るまでに岩場を歩いたり、浅瀬で岩場やサンゴ礁の近くを歩いたりすることもあるので、怪我防止のためにマリンシューズもあった方がいいです。裸足やビーチサンダルは危険なのでやめましょう。
愛用しているのは軽量で速乾性もあり、お求めやすい価格の「SIXSPACE(シックススペース)」のマリンシューズです。中敷も取り外しができるので、洗う時も便利です。
新しく購入したフィンにあわせて、マリンブーツも新調しました。購入したのはTUSAのダイビングブーツ。足底もしっかりしていて、岩場では大活躍。コスパもよくておすすめです!
マリングローブ
シュノーケリングに夢中になってしまい時間が結構経っていることもしばしば。気づいたら手がしわしわになり、ちょっと岩に手をついただけでも手を切ってしまうことがあったので購入しました。グローブをつけると怪我防止もできますが、日焼け防止にもなりますよ。
マリンソックス(フィンソックス)
お持ちになっているフィンや購入予定のフィンにもよりますが、私はゴム素材+プラスチックのフルフラットのフィンなのでソックスも購入して、たまに着用しています。
マスク用曇り止め
シュノーケリング中に“マスクが曇った”ということありませんか?
なぜ曇るかと言うと、鼻呼吸が多いことによる結露やレンズ表面の皮脂汚れや日焼け止めがレンズについてしまったなどが原因です。
水中を見ている時にマスクが曇ると、ぼや〜とした視界の中で見ることになり楽しが半減しますし、水中の危険生物に気づけなかったりと、安全面でもよくないです。
そのため、マスクの曇り対策に“曇り止め専用製品”はあった方が良いですよ。
なお、新しく買ったばかりのマスクは何もしないと必ず曇ります。新しいマスクは必ず洗いましょう。
どうやって洗うの?
メッシュバッグ
海に行く時は、メッシュ素材のリュックに全てのシュノーケリング器具やグッズを入れて移動しています。
愛用しているのはサーフブランドのメッシュリュックなんですが、メッシュ素材は濡れたものを入れても気にならないですし、乾きも早いのでビーチや海には最適です。また、サイズが大容量なのでシュノーケリングに必要なグッズや着替えなどを全て入れられるので重宝しています。
あると便利なので、メッシュ素材のバックをいくつかご紹介します。
着替え用ポンチョ(サーフポンチョ)
天然ビーチや穴場ビーチなどに行くと、トイレや売店などがない場所が多いので、屋外での着換え時に困っていませんか?
そんな時に活躍するのが、お着替え用ポンチョ(サーフポンチョ)です。
愛用しているのは、「TaoTech」のサーフポンチョ。
ゆったりしたサイズなので、腕をポンチョの中に入れて、下着の着用や洋服に着替えるのもラクラク!ポンチョの中で全ての着替えを完結できます。
シュノーケリングスポットを巡る時は、いちいち着替えずに、水着の上にこのポンチョを着て移動しているので毎回大活躍です。
気に入っているポイントは
- 吸水性・速乾性の高いマイクロファイバーの素材
- 防寒着として最適(冷え対策にGood)
- 軽量&コンパクトサイズにできる(畳んでくるっと返すとお腹部分のポケットに収納できます。サイズはA4ぐらいです)
- 着替えやすい
速乾タオル
ビーチリゾートにあるホテルに宿泊するとビーチタオルをお借りでき、ビーチでの利用もOKのところが多いですが、シティホテルなどですと用意がないところもあります。
そんな時にコンパクトで速乾性のある大判のタオルを持参しています。
様々なスポーツブランドが販売されているのでご紹介します。
日焼け止め
日焼け止めは“身体にも海にも珊瑚にも害を与えない”日焼け止めを塗るようにしています。
長く愛用しているのはオーストラリアのサーフセービングブランド「SLS Sunscreen Surf Life Saving」とここ最近使用している「SURFER’S Diane」の日焼け止めです。
日本では日焼け止めの規制はありませんが、ハワイやパラオでは紫外線吸収剤「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」等有害物質を含む日焼け止めの販売が禁止されています。
海の環境(海洋生物、珊瑚礁など)に対して配慮した日焼け止めを使うことで、海にダメージを与えることなくマリンアクティブティを楽しむことができるので、リーフセーフ処方の日焼け止めを使いましょう!
ウォーターバッグ
シャワーがない場所でシュノーケリングをすることが多いので、髪やカラダについた海水や砂を洗い流すのに、100均で販売しているウォーターバッグ(5リットル)を愛用しています。
防水スマホケース
今まで、様々な防水のスマホケースを使ってきましたが、ここ最近お気に入りなのはエアポンプ付のスマホケース。
ポンプでケース内の空気を抜くので、ほぼ全てのスマホの形状にジャストフィット!する優れもの。
スマホにフィットすることにより、動画や写真撮影も綺麗に撮れます。
実際にiPhoneで撮影した動画は下記のInstagramでチェックしてみてね
ただ…難点が1点あり、水中でタッチパネル操作ができません。
撮影する際は、動画もしくはカメラの画面をつけておいて、サイドボタンを押せば撮影できるので問題ないのです。
写真と動画の切り替え、ズーム調整などしたい場合は、水中から出せばタッチパネルが反応するので、切り替えたい時は、水中から出して切り返してます。
タッチパネルが水中でも反応してくれるようになれば満点なんですが…。
あと、スマホを入れる部分のジップ?スライダー?部分が少し硬いので、しっかり閉められているか確認をするようにしてください。ここがきちんと閉まっていないと水が入ってくるので。
水中でもタッチパネルが反応する方がいい!という方には、TORRASのスマホ防水ケースがおすすめです。
TORRAS特許の「IceCube」を搭載していて、水中でも正常にタッチ操作ができ、FaceID認証対応もしています。
スマホを海に持っていくのはちょっと心配…という方には「OLYMPUS Toughの防水デジカメ」がおすすめ!
水中での高画質撮影が可能で、マクロ撮影モードや水中撮影モードなどもあり、防水カメラはこれ一択だと思います。
防水プロテクターなしで、そのまま水中で撮影できて画像もきれい!操作もしやすくて本当におすすめのカメラです。
数年前まで、このカメラを愛用していたんですが、壊れてしまってからiPhoneで水中撮影をしています。お安いカメラではないので、カメラを買い直すなら旅費にしたいな〜と思って、試しに防水スマホケースにiPhoneを入れて撮影してみたら、意外ときれいに撮影できるので、カメラは購入せずにiPhoneで水中撮影を楽しんでいます。
シュノーケリングを楽しむ際の注意点
- サンゴは踏まない(乗らない、立たない)
- 魚の餌付けはしない
- 海の生物を触らない
- 可能であれば、海に優しい日焼け止めを使う(日焼け止めに含まれる特定の成分でサンゴの白化現象が発生してしまう可能性がるため)
- 飲酒した後に海に入らない
- 遊泳禁止区域には入らない
- 波の高い時、うねりの大きい時は海に入らない
- 海に入る前に海面や波の様子、海岸の状態を見て離岸流(リーフカレント)が発生していないか確認する
- ゴミは持ち帰る
をチェック。
私が愛用しているシュノーケリンググッズやおすすめのグッズをご紹介しましたが、参考にしていただけると嬉しいです。